「肩胛骨は翼のなごり」デイヴィッド・アーモンド著 山本順子訳

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肩胛骨は翼のなごり
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デイヴィッド アーモンド David Almond 山田 順子


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 古びたガレージの 茶箱のうしろの暗い陰に ぼくは変てこな 生き物をみつけた 青蠅の死骸にまみれ 蜘蛛の巣だれけの 彼は誰 ・・・・・・それとも、なに?*憶えていますか 幼いころの驚き そして不安 これは 不思議な生き物をめぐる 永遠の物語

 タイトルに惹かれて購入。ジャンルとしては児童書になるらしいが、ミヒャイル・エンデのモモしかり最良の児童書は大人も十分楽しめるものである。いやむしろこの作品は大人のほうが胸にズーンと来るのではないだろうかなぁ。

 すっかり汚れ擦れちまったこの俺も読み終わった後、俺にも昔は翼があったのかな?なんて肩胛骨の辺りを触ってしまうそんな作品です。

 タイトルに惹かれて購入と書いたがこの作品原題は「Skellig(スケリグ)」。作者のデイヴィッド・アーモンド(イングランド出身)がアイルランドを訪れたさいに見た、小さな島スケリグ・マイケル島からその名を取ったとのこと(この島の詳しい記述は本書訳者あとがきにあります)。しかしねこの作品原題のままだったら俺は恐らく手に取らなかったな。訳者山本順子さんの力大なり!

08年1月10日終読

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このページは、mokuzenが2008年1月11日 00:28に書いたブログ記事です。

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